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予防接種

予防接種のご案内

定期予防接種(小児用肺炎球菌、B型肝炎、五種混合、ロタウイルス、BCG、MR、日本脳炎、二種混合、子宮頸がん)や任意予防接種(インフルエンザ、おたふくかぜ)を行っています。接種スケジュールのご相談もお気軽にどうぞ。

はじめに


お子さんの健康と未来を守るために、予防接種はとても大切です。
ワクチンで防げる病気(VPD:Vaccine Preventable Diseases)は、
時に高熱や合併症を引き起こし、命に関わることもあります。

感染症は、かかってから治療するよりも、
「かからないように予防する」ほうが、安全で確実、
そしてお子さんの生活や成長への影響も少なく済みます。

当院では、厚生労働省の最新の予防接種スケジュールや
ガイドラインに基づき、
お子さん一人ひとりの月齢・体調・生活環境に合わせた
接種計画をご提案します。

初めての予防接種で不安を感じている保護者の方にも、
分かりやすく丁寧にご説明いたします。

ミッケキッズクリニック 4つのお約束

01. 小児科医による診察で安心

接種前には必ず、小児科医が診察を行い、体調や既往症、アレルギーの有無を確認します。ワクチンの内容や副反応についても丁寧に説明し、ご納得いただいた上で接種します。

万が一の体調変化にも迅速に対応できる体制を整えていますので、安心してお任せください。

02. 痛みや怖さへの配慮

小さなお子さんにとって予防接種は「痛い・怖い」経験になりがちです。当院では、できるだけ安心して受けられるよう、声かけや気持ちの切り替えの工夫、保護者と一緒の姿勢での接種など、お子さんに合わせた方法を提案しています。
また、痛みを感じにくい専用器具を用いたり、針の種類や部位の選択にも配慮し、痛みを最小限に抑えるよう努めています。

03. 同時接種にも対応

複数のワクチンを同時に接種することで、来院回数を減らし、通院やお子さんの副反応の頻度を軽減できます。最新の安全性データやガイドラインに基づいて接種プランを組み立てますので、安心してご相談ください。

04. きょうだい一緒の来院も歓迎

兄弟姉妹で同じ日に接種スケジュールを組むことも可能です。学校や園をお休みする日数を減らし、保護者の方の通院負担も軽くなります。接種の待ち時間には、一緒に遊べる絵本やおもちゃをご用意しています。

ご予約とお願い

  • 予防接種は予約制です。自治体指定の健診の場合は、案内状と母子手帳をご持参ください。自費のワクチンや健診の場合、費用はお問合せ下さい。(予約は3日先から1か月先までお受けいたします)
  • 発熱や感染症の症状がある場合は日程を変更しますので、事前にご連絡ください。
  • 健診時に予防接種を同時に受けることも可能な場合があります。ご希望の方は予約時にお知らせください。

予防接種について

1. B型肝炎ワクチン

◼️対象:
生後2か月から1歳に至るまで(生後9か月頃までが標準開始時期)

◼️接種回数・間隔:
・1回目→2回目:27日以上空ける
・2回目→3回目:139日以上/=およそ4.5ヶ月以上

◼️予防できる病気:
B型肝炎ウイルスによる肝炎→幼児期・学童期肝硬変/肝がんへの発展を予防。

2. ロタウイルスワクチン(経口)

◼️対象:
生後6週から種類による(ロタリックス:24週まで・ロタテック:32週まで)

◼️接種回数・間隔:
・ロタリックス:2回接種、各回4週間以上空ける
・ロタテック:3回接種、各回4週間以上空ける
※1回目は14週6日までに開始が推奨

◼️予防できる病気:
乳幼児期の激しい嘔吐・下痢による脱水・入院リスクがある重症胃腸炎を予防。

3. 五種混合ワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・Hib)

◼️対象:
生後2か月から

◼️接種回数・間隔:
・1回目→2回目→3回目:一般的に3~8週の間隔で接種
・1歳以降に追加(4回目)接種あり

◼️予防できる病気:
・ジフテリア:上気道狭窄を起こし、致命的な場合も
・百日咳:激しい咳が長引き、新生児が罹患すると致命的な場合も
・破傷風:傷口から重症の筋痙攣、呼吸困難になり致命的な場合も
・ポリオ:麻痺や呼吸不全につながり致命的な場合も
・Hib(インフルエンザ菌b型):髄膜炎や喉頭蓋炎など致命的な致命的な場合も

4. 小児用肺炎球菌ワクチン

◼️対象:
生後2か月から5歳未満

◼️接種回数・間隔:
・初回3回:4週間以上空けて接種
・追加1回(4回目):3回目から60日以上空け、生後12~15か月で

◼️予防できる病気:
肺炎、髄膜炎、中耳炎など、重症化しやすい感染症を防ぎます。

5. BCGワクチン

◼️対象:
生後5か月までに接種が基本

◼️接種のポイント:
他のワクチンとは同日に接種しない(集団接種の場合)。個別接種の場合は相談可

◼️予防できる病気:
結核(特に乳児期の重症型)を防ぎ、生命を守ります。

6. MRワクチン(麻しん・風しん混合)

◼️対象:
1歳と年長(小学校入学前)の2回接種が定期

◼️接種間隔:
1歳の初回と年長の2回目は4~6年空けるのが一般的

◼️予防できる病気:
麻しん(重症肺炎・脳炎)、風しん(成人女性の妊娠初期時の胎児影響)を防ぎます。

7. 水痘ワクチン(水ぼうそう)

◼️対象:
1歳から

◼️接種間隔:
1回目→2回目:6ヶ月以上間隔を空ける

◼️予防できる病気:
軽く済むこともありますが、肺炎や脳炎など合併症を防ぎます。

8. おたふくかぜワクチン(任意)

◼️対象:
1歳から、2回接種が一般的。4~6年間隔が目安

◼️予防できる病気:
流行性耳下腺炎の後に難聴や髄膜炎の合併症を予防します。


9.日本脳炎ワクチン

◼️対象年齢:
・1期初回:生後6か月~7歳半未満で2回(6~28日の間隔をあけて)
・1期追加:その後1年あけて1回
・2期:9歳で1回

◼️接種の意味:
特に西日本を中心に発生がみられるため、地域によっては積極的な接種が推奨されます。海外渡航予定がある場合にも必要となることがあります。
日本脳炎ウイルスは主に夏から秋にかけて蚊によって媒介されます。発症すると重篤な後遺症を残す可能性があるため、ワクチンによる予防が非常に重要です。

10. インフルエンザワクチン

◼️対象:
生後6か月から、毎年接種推奨

◼️接種回数・間隔:
13歳未満は2回接種が基本で、2~4週間間隔を空ける必要あり

◼️予防できる病気:
毎年流行するインフルエンザでの重症化や合併症(肺炎など)を防ぎます。

11.二種混合ワクチン(DT)

◼️対象年齢:
11歳(小学校5〜6年生)の時期に1回接種

◼️予防できる病気:
ジフテリアと破傷風
 - ジフテリアは、のどに膜を作って呼吸困難や心臓・神経の合併症を起こす重い感染症です。
 - 破傷風は、けがをした部位から菌が侵入し、全身のけいれんや呼吸障害を起こします。

◼️接種の意味:
乳幼児期に接種する四種混合ワクチン(DPT-IPV)の効果は年数とともに弱まるため、小学校高学年で追加接種を行い、免疫をしっかり保ちます。

◼️副反応:
接種部位の赤みや腫れが一時的に見られることがありますが、多くは数日で自然に治ります。

12.HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)

◼️対象年齢(定期接種):
小学校6年生〜高校1年生の女子、および令和6年度からは男子への接種も開始

◼️予防できる病気:
子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)感染、および肛門がん、咽頭がん、尖圭コンジローマなど

◼️ワクチンの種類と回数:
 - 2価(サーバリックス®)、4価(ガーダシル®)、9価(シルガード9®)があり、現在は9価が主流。
 - 接種開始年齢が15歳未満の場合は6か月間で2回、15歳以上では3回接種が必要です。

◼️接種の意味:
HPV感染は性的接触で広がり、多くの場合は自然に消えますが、一部が長期間持続感染し、将来的にがん化することがあります。ワクチンで予防すれば、そのリスクを大きく下げられます。

◼️副反応:
接種部位の腫れや痛み、発熱が一時的に出ることがあります。
ごくまれに強いアレルギー反応が起こることがあるため、接種後は医療機関で一定時間観察します。


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